第16回NPO法人ステップワン通常総会報告
2023.7.20
NPO法人ステップワン通常総会が6月23日に開催されました。当日は正会員総数33人のうち22人が出席し、委任状は8人でした。
司会に中山典久さん、議長に中村諒さんを選出した後、松村啓子理事長が挨拶で日頃の協力についての感謝の意を表しました。
総会では、第1号議案の令和4年度事業報告、第2号議案の令和4年度会計収支決算報告が承認され、第3号から6号議案の令和5年度事業計画(案)、会計予算(案)、ステップワンの今後の展開、理事等、役員の選任までが審議されました。
昨年度の総括と今後の展望については以下の通りです。
1.事業の成果
2019(令和5)年から始まった新型コロナウイルス感染症の渦中にあったため
昨年度も周年バザー、歳末バザー、伊勢まつりバザーの各種バザーをはじめ、ぱれ
っと食堂、旅行等の行事・イベントはすべて中止となりました。
また1月下旬から2月にかけて事業所内で感染症者が出たため、10日余りの休業
を余儀なくされました。この間、利用者、職員はもとより家族や近隣の方々にまで
ご迷惑やご心配をかけることになりました。
日常生活において活動を制約することを余儀なくされ、利用者には精神的な負担
をかける結果となりました。ただ、休業中も「作業所に行きたい」姿勢や声を上げ
ていただいたことで、利用者にとって作業所や店、グループホーム等がかけがえの
ないものとなっていることを再認識できました。
日中一時支援利用は年々増え続け、今年度も様々な試みを実施しました。
ただ金曜日から日曜日にかけてのグループホームの利用には限界があり、人件費が
財政を圧迫しています。また、職員の雇用が安定せず、昨年度も何人かの交代があ
りました。
全体の財政事情は安定化の兆しを見せており、送迎の車両を購入することができ
ました。
2.今後の展望
新型コロナウイルス感染症が5類に移行した現在も感染症が消滅したわけではないので、今後とも感染対策を取りながらコロナ以前の事業展開に戻れるように懸命に努力を重ねたいと考えます。早速、6月にはぱれっと食堂を再開し、できれば月一回の開催を目指していきたいと考えています。ただこの間に職員の交代もあり、法人の行事やイベント等について経験していない職員も増えました。また経験ある職員も記憶をたどりながらの活動になりますので、協力体制をさらに図っていく必要があります。
利用者の親や利用者本人の高齢化も進む中で、グループホーム以外の「終の棲家」での暮らしを考える必要があります。長年の課題である居宅介護事業、重度訪問介護事業等、法人の新たな活動の開始と展開を考えていきます。
また、今年度は新道の「すてっぷわん川北」の耐震補強等の工事が控えています。利用者の安全・安心を十分に考慮しながら、より快適な生活ができるように計画を進めていきたいと考えます。工事にかかる費用など財政面での大きな支出が続きますが、一致団結してこの難局を乗り切っていきたいと思います。
第16回NPO法人ステップワン通常総会
2023.6.12
1.日時 2023年6月23日(金)午後7時~
2.場所 ステップワン作業所 伊勢市楠部町1677-5
☎ 0596-23-6677
3.事項 承認事項
第1号議案 令和4年度事業報告
第2号議案 令和4年度会計収支決算報告
決議事項
第3号議案 令和5年度事業計画(案)
第4号議案 令和5年度会計予算(案)
第5号議案 ステップワンの今後の展開について
第6号議案 理事等、役員の選任
その他
阪神淡路大震災から28年
2023.1.19
ひどい世の中になったと思う。世界中で人の命の重さがどんどんと軽くなっていくような気がしてならない。戦争、自然災害、事故、事件、さまざまな事象の中で、失われた人の命が数で語られる。「死者数の問題ではない、ひとりひとりの命の尊さを考えよう」とは言うが、本当にひとつひとつの命が大切にされているかと言うと疑問は膨らむばかり。私自身、常にそんな意識や気構えでいるかと言うと、本当に心もとない。情けないことだと思うが‥
1995年7月、「永井隆 阪神大震災救済チャリティーコンサート」の義援金をもって芦屋の駅に降り立った時の衝撃は忘れられない。大阪までは何も変わっていない日常の風景だったのに、神戸に近づくにつれ屋根を覆ったブルーシートがどんどんと増えていき、「電車はここまで」と言うのが芦屋だった。
あれから28年が経ち、何が変わり、何が変わらなかったのか? 「21世紀は人権、平和、環境の世紀」と大きくうたっていたのに‥‥
「共に生きる」の原点
2022.9.24
最近,ステップワンの成り立ちについてお話をする機会が増え、昔の資料を探し出す作業をしています。作業所の前身である小規模授産施設開設の新聞記事が出てきました。なんと懐かしい写真でしょう!! そしてさをり機を操るモデルのなんと若いことでしょう!!
今から32年前、1990年4月22日に入所式を迎えるという記事です。ステップワンの話はいつも「伊勢市駅裏のアパート二部屋を借りて始まりました」から始めます。神戸の「えんぴつの家」で紹介されたさをり機を購入し、定員8人から始めました。支援員は親とボランティアでした。記事にもあるように知人の好意で安く借りられたアパートの前の広場は、毎週日曜日になると廃品回収、アルミ缶回収に集まったボランティアの車で一杯になりました。あの頃、資金集めにみんな一生懸命でした。
この年には伊勢市観光文化会館での「憂歌団コンサート」、伊勢レックでの「しがらきから吹いてくる風」の映画会、協賛した「因幡晃コンサート」、宮川堤での第4回みんなの広場が開かれています。一日でボランティアが200人も集まった時代です。
先日バリアフリーのシンポジウムに参加しました。申し訳ないことですが、やはり自分の意見は場に合わない異質な感じでした。街に出る時、知的障害者にとって最大のバリアは他人の眼であることや、障害者本人の声を聴くことについて話しました。「当事者」という言葉は好きではありませんが、与えられたテーマは「当事者目線の施策の現状と今後」でした。発言内容は長いのでホームページの研修報告のコーナーに載せます。
第15回NPO法人ステップワン通常総会報告
2022.7.4
NPO法人ステップワン通常総会が6月24日に開催されました。当日は正会員総数34人のうち27人が出席し、委任状は7人でした。
司会に中山典久さん、議長に中村諒さんを選出した後、松村啓子理事長が挨拶で日頃の協力についての感謝の意を表しました。
総会では、第1号議案の令和3年度事業報告、第2号議案の令和3年度会計収支決算報告が承認され、第3号から6号議案の令和4年度事業計画(案)、会計予算(案)、ステップワンの今後の展開、理事等、役員の選任までが審議されました。
「ステップワンの今後の展開について」は事務局から、昨年度の事業を振り返りながらこれからの展開について提起しました。
昨年度に引き続きコロナ禍にあったため、周年バザー、歳末バザー、伊勢まつりバザーの各種バザーをはじめ、ぱれっと食堂、旅行等の行事はすべて中止となりました。
8月から9月にかけてはコロナ感染症が猛威を振るい、作業所、店、グループホームについてシフト制を実施し、利用者の安心安全を何よりも重視する体制をとりました。また、日常生活においても活動が制約され、利用者も長引く予防体制に疲れをみせストレスも溜まる一方でした。そこで外食を中心としていたスペシャルディの代わりに、スペシャルテイクアウトディを設け、自分の好きなメニューを注文し楽しみました。
日中一時支援利用は年々増え続け、今年度も様々な試みを実施しました。支援に携わる職員も増え、学生の力を借りながら利用者が満足できる体制をとっています。そのため収益は上がってきています。 ただ金曜日から日曜日にかけてのグループホームの利用には限界があり、人件費が財政を圧迫しています。全体の財政事情は安定化の兆しを見せています。
世界的に見ても新型コロナ感染症とは長期戦となる可能性が高く、今後の法人の運営にも大きな影響を与えることは必至です。そんな中、新たな展開を考えることは難しい面を持っていますが、高齢化が進む中でグループホーム以外の「終の棲家」での暮らしを考える必要があります。居宅介護事業、重度訪問介護事業等、法人の新たな展開を実現化していきたいと考えます。
また、今年度は新道の「すてっぷわん川北」の耐震補強工事を実施する予定です。利用者の安全・安心のために極めて重要な事業になると考えています。工事にかかる費用、送迎用の車両の購入費用等、財政面での大きな支出が続きますが、一致団結してこの難局を乗り切っていきたいと思います。
新旧の送迎用の車両です。
第15回NPO法人ステップワン通常総会を開催します。
2022.6.16
第15回NPO法人ステップワン通常総会
1.日時 2022年6月24日(金)午後7時~
2.場所 ステップワン作業所 伊勢市楠部町1677-5
☎ 0596-23-6677
3.事項 承認事項
第1号議案 令和3年度事業報告
第2号議案 令和3年度会計収支決算報告
決議事項
第3号議案 令和4年度事業計画(案)
第4号議案 令和4年度会計予算(案)
第5号議案 ステップワンの今後の展開について
第6号議案 理事等、役員の選任
その他
ホームのコーナーが容量一杯になってきたので、NPOのコーナーを使います。
新しいノアが届きました!!
2022.5.20
今日から送迎用に車として新型ノアが活躍です。精悍な顔つきの若者向けの車だと思いますが、とにかく乗り心地はバツグンです。これからは利用者が気持ちよく乗っている写真も登場すると思います。
これもステップワンコンサートにご協力いただいたみなさんのおかげです。現在の職員はコンサート開催に向けてのあの盛り上がりを知りません。少しずつ伝えていこうと思います。
先ずは最高の収益をもたらしてくれた2005年「喜納昌吉&チャンプルーズ」のパンフレットと「花」の紹介です。「地球こそが人類の聖地である」のメッセージは今だからこそ心に響きます。ただただ平和を!!!
ジャガイモの種芋植え
2022.3.5
めっきりと暖かくなった弥生3月、今日はお師匠さんの指導の下、ジャガイモの種芋を植えました。素晴らしいお天気になって、みんなで熊谷さんの畑へ行きました。玉ねぎの横にお師匠さんが2畝作ってくださったので、芽の出てきた種芋を植えました。
メークインをはじめとする3種類のジャガイモをきれいに一列に並べて、そのあと一個ずつ芽が上を向くように並べました。ジャンパーを着ていると汗をかきそうなくらいの暖かさ、というより暑さでした。新しく支援に入ってくださった人も加えて、「大きくなあれ」とつぶやきながら植えました。
玉ねぎの横にジャガイモで、いよいよカレーですなあ!!!
新しく畝が二本完成!!
2022.2.13
13日には雨が降ってくるという予報なので、お師匠さん二人の手を借りて熊谷さんの畑で新しく畝を作っていただきました。玉ねぎの横に立派な畝ができました。ここには3月にはじゃが芋を植える予定です。玉ねぎにじゃが芋ということで、気が早いけれどカレーかな?
すてっぷわん冬まつり
2021.11.25
11月23日(火) 勤労感謝の日。 ステップワン作業所で日中一時活動の一環として「すてっぷわん冬まつり」を開きました。コロナ禍では何のイベントもできず、外出もままならず、何の楽しみもなく過ごしてきました。そこで身内だけで「祭りをしよう」ということになって、冬まつりが実現しました。
チラシにもあるように「散歩に行って20円チケットを集めよう!」がキャッチフレーズで、そのチケットで「当日にいろんなものと交換ができる!」がミソです。ダイエットをしなくてはならない人が増えてきて、散歩してチケットゲットで歩く意欲をかきたてました。
当日はバーテンダーの経験もあるという支援員さんが腕を振るって、シェーカーでジュースなどを使ってノンアルコールのカクテルを作りました。大人のムードを持つバーで、憩いの時を持ちました。とってもいい空間ができ、とても作業所とは思えない雰囲気でした。また、若い学生さんたちを中心にいろいろなアイデアが生まれ、利用者はみな大喜びでした。イベントの持つ力を改めて感じました。
小俣陶芸サークルから作品の提供
2021.10.28
いつも何かと心にかけてくださっている小俣町の陶芸サークルの方から作品をいただきました。昨年に引き続き小俣町の文化祭で展示販売された作品のうちの一部を頂戴しました。昨年も店に置いたところ大変好評で、飛ぶように売れていきました。
とても素人とは思えない作品ばかりで、レベルの高さに驚きました。我が家でも、何年か前の作品が使われています。とにかく陶芸作品は、プラスティックやアルミ製品が増えていく中、貴重な味わいを与えてくれます。
本当にありがとうございました。NPO法人ステップワンも様々な団体やサークルとの交流が楽しみであり、励みにもなっています。これからもよろしくお願いいたします。




第14回NPO法人ステップワン通常総会報告
2021.6.30
NPO法人ステップワン通常総会が6月4日に開催されました。当日は正会員総数32人のうち25人が出席し、委任状は7人でした。
司会に中山典久さん、議長に中村諒さんを選出した後、松村啓子理事長が挨拶で日頃の協力についての感謝の意を表しました。その後、新人職員が自己紹介を行いました。
総会では、第1号議案の令和2年度事業報告、第2号議案の令和2年度会計収支決算報告が承認され、第3号から6号議案の令和3年度事業計画(案)、会計予算(案)、ステップワンの今後の展開、理事等、役員の選任までが審議されました。
「ステップワンの今後の展開について」は事務局から、昨年度の事業を振り返りながらこれからの展開について提起しました。
昨年度はとにかく新型コロナウイルス感染症の問題が大きく影響し、例年のような周年バザー、歳末バザ-、夏のステップワン祭り等の行事が全て中止となり、ぱれっと食堂も一度も開催できませんでした。法人の行事だけでなく、伊勢祭りや新道の夜祭等のイベントが中止となり、バザー収益が全くないという未曾有の事態となりました。そのため、授産会計は大幅な赤字となりました。
また新型コロナウイルス感染症問題は、利用者の心にも大きな影響を与えました。慣れないマスク生活が続き、スペシャルディ等の通年の楽しい行事もなくなり外に出られない生活が続きました。利用者からは「コロナ嫌い」等の言葉も飛び交い、ストレスは溜る一方でした。
そんな中でも料理教室や茶道教室などは工夫を重ねて、対策を十分取りながらなされました。また、手作りマスクを大量に作り、市内の施設等に配布し喜ばれました。
5月には新道の店を閉じざるを得ない状況となり、作業所だけの生活になり、利用者も職員も出勤を半減せざるを得ませんでした。そんな中で、親の会を中心にシフトを組み、「必要度の高い人から優先する」という法人の大原則が守られ譲り合いの精神が反映したことは喜ばしいことでした。
また、日中一時活動を利用する人が大きく増加し、賑やかな土日が展開されています。
ただ運営する上では課題は山積しています。週末のグループホームの利用については人件費がかさみ、大きな負担となっています。これらは今後の大きな課題です。
さらにグループホームを利用しない人の「終の棲家」問題が大きく浮上してきました。
公平公正を大原則とする限りは、今後の大きな決断と実行力が求められています。そこで新しく必要度の高い利用者の保護者に理事会に加わっていただきました。
今後の展開については、事務局会議を核に進めていくことになりました。
第14回NPO法人ステップワン通常総会
2021.5.7
第14回NPO法人ステップワンの総会を以下の通り開催します。
日時 2021年6月4日(金) 午後7時~
会場 ステップワン作業所
伊勢市楠部町1677-5
TEL 0596-23-6677
事項 承認事項
第1号議案 令和2年度事業報告
第2号議案 令和2年度会計収支決算報告
決議事項
第3号議案 令和3年度事業計画(案)
第4号議案 令和3年度会計予算(案)
第5号議案 ステップワンの今後の展開について
第6号議案 理事等、役員の選任
その他
新型コロナウイルス感染症が疑われる場合の対応について
NPO法人ステップワン
先日、首都圏については緊急事態宣言が発出され、伊勢市内でも感染者が発生しており感染が急速に拡大しております。また、全国的には入所施設等においてクラスターが発生しやすい状況にあります。施設内においては換気や滅菌、マスクの着用、人と人との間隔を開けるなどの感染予防を徹底してください。家庭内においても同様です。
こうした状況が長く続くことも予想されますので、感染またはその疑いがある場合について、次のとおり対応をお願いします。
1.感染またはその疑いがある場合の対応
【職員又はその家族(同一敷地内居住)等】
速やかに施設長に報告するとともに、保健所の指示に従ってください。
職員または家族等のPCR検査の結果が判明するまでの間、自宅待機とし、その間は特別休暇として取り扱います。PCR検査の結果によって、その後の対応は次の通りとします。
検査結果が陽性であった場合
速やかに施設長に報告するとともに、保健所の指示に従ってください。この間は特別休暇とします。
濃厚接触者で検査結果が陰性であった場合
速やかに施設長に報告するとともに、保健所の指示に従ってください。法人としては職員またはその家族等でPCR検査を受けた全員の陰性が判明すれば出勤可能としますが、少なくとも2週間は自宅待機とします(特別休暇扱い)
接触者で検査結果が陰性であった場合
保健所の指示に従ってください。法人としては、職員またはその家族等でPCR検査を受けた全員の陰性が判明すれば出勤可能とします。出勤可能までの間は自宅待機とします。
(特別休暇扱い)
保健所の指示によらず感染症の影響で所属先が休業状態となっている場合
原則、所属先の環境整備や他の応援など必要な業務に従事することとします。
【利用者またはその同居家族等】
各施設に報告をし、利用者またはその同居家族の方には保健所の指示に従ってもらうとともに、法人としては利用者またはその同居家族のPCR検査の結果が判明するまでの間、利用自粛を要請します。PCR検査の結果によって、その後の対応は次の通りとします。
検査結果が陽性であった場合
利用者またはその同居家族の方には保健所の指示に従ってもらいます。
濃厚接触者で検査結果が陰性であった場合
利用者またはその同居家族の方には保健所の指示に従ってもらいます。法人としては、少なくとも2週間は利用自粛を要請します。
接触者で検査結果が陰性であった場合
利用者またはその同居家族の方には保健所の指示に従ってもらいます。法人としては少なくとも2週間は利用自粛を要請します。
2.冷静な対応のお願い
(1)職員の皆様においては現場で発生する様々な問題について、常に正確な情報を把握し、速やかに施設長に伝えるようにしてください。
(2)職員、利用者および保護者の皆様においては常に冷静な対応をお願いします。不安になると正しい判断ができなくなります。研究機関や行政の公式発表など、根拠のある正しい情報をもとに行動するよう心がけてください。
3.相談先
以下の症状のうち2つ以上に該当するなど、気になる症状があれば主治医または「受診・相談センター」に相談してください。
発熱、倦怠感、呼吸苦、関節痛、胸痛、咳、臭覚障害、目や口の乾燥、鼻炎、結膜充血、
味覚障害、痰、食欲不振、咽頭痛、めまい、筋肉痛、下痢
受診・相談センター
9:00~21:00(土、日、祝日も対応)
伊勢保健所 ☏0596-27-5140 松阪保健所 ☏0598-50-0518
21:00~翌9:00
三重県救急医療情報センター ☏ 059-229-1199
* 伊勢市社会福祉協議会「新型コロナウイルス感染症が疑われる場合の対応について」を参照に作成しました。
待ったなしの「親亡き後」
ステップワンがグループホーム「くれよん」を開所した2018年の春、中日新聞朝刊に障害者のグループホーム世話人の特集が組まれました。グループホームが直面する課題、支援のこと、家族のこと、財政面でのこと、そして何よりも障害者自身のことなどが3回にわたって掲載され重い課題が浮き彫りにされました。
その記事を書いた細川暁子さんが、今年9月2日に「障害者の親亡き後 追う」と題して「普通に死ぬ ~いのちの自立~」という映画の紹介をされています。誰もが地域で「普通に生き、死ぬ」にはどうしたらよいかを問いかける映画だそうです。映画は10月に名古屋で上映されるようです。ぜひ観たいと思っています。
最近、グループホームについての問い合わせや相談を受けることが増えてきました。高齢の親の話を聞いていると、「待ったなし」の印象を受けます。あまりにも福祉サービスや医療が限られている現状にはため息しか出ないという親の話は胸に痛いです。
去年から細川さんには「ぜひステップワンに来てお話をしてほしい」とお願いしていましたが、今回実現しそうな感じで、とても嬉しいです。
第13回NPO法人ステップワン通常総会が無事終了
NPO法人ステップワン通常総会が6月26日に無事終了しました。当日は正会員総数32人のうち25人が出席し、委任状は7人でした。司会に中山典久さん、議長に中村諒さんを選出し、松村啓子理事長が挨拶で、日ごろの協力についての感謝の意を表しました。その後
第1号議案の令和元年度事業報告、第2号議案の令和元年度会計収支決算報告が承認され、
第3号から6号議案の令和2年度事業計画(案)、会計予算(案)、ステップワンの今後の展開について、理事等、役員の選任までが審議されました。
「ステップワンの今後の展開について」は事務局から、昨年度の事業を振り返りながらこれからの展開について提起しました。「まず、昨年の6月から始まったグループホーム女性棟の365日開所については、当然日中の生活の保障が必要なことから日中一時支援事業を同時に開始することになり、そのための予算・人員の確保等について大変な労苦となった。当初予定されていた入所や利用についての親の意向も動いたため、順調な滑り出しとは言い難い状況であった。1年が経過し、グループホームも日中一時活動も順調に進められているが、やはり業務や活動の展開が一部の人に偏っているため、今後どのようにして仕事の仕分けをしていくかが大きな課題となる」との報告・説明でした。
今後の展開については会員に意見を求める形で進められました。親、ボランティア、職員からも現状を踏まえたうえで、これから取り組んでいきたい事業や課題について話し合われました。これらについては、8月3日の全体会議で再度討議を進めることになりました。
第13回NPO法人ステップワン通常総会
第13回NPO法人ステップワンの総会を以下の通り開催します。
日時 2020年6月26日(金) 午後7時~
会場 ステップワン作業所
伊勢市楠部町1677-5
TEL 0596-23-6677
事項 承認事項
第1号議案 令和元年度事業報告
第2号議案 令和元年度会計収支決算報告
決議事項
第3号議案 令和2年度事業計画(案)
第4号議案 令和2年度会計予算(案)
第5号議案 ステップワンの今後の展開について
第6号議案 理事等、役員の選任
その他
コロナウイルス感染対策について
NPO法人ステップワンとして、今回のコロナウイルス感染対策について、また、その対応について利用者とご家族にお知らせをしました。
施設の性格上、最大の防止策をしながらサービスを継続していくことが基本です。ただ自宅での生活が望ましいと考えられる場合には、その面で対応していくことをお知らせしました。「濃厚接触」「三密」が避けられない施設での運営の在り方について苦慮する毎日です。
こういった状況ですので、毎年5月に開催していた周年バザーは中止とさせていただきました。また、「ぱれっと食堂」も、当面の間休止せざるを得ません。
また、お会いできる日を楽しみに!!
濃厚接触 定義変更
「濃厚接触」「三密」が余儀ない現実として在る障害者の施設。そこは休業要請から最も遠い施設の一つ。要するに「閉めてもらっては困る施設」ということ? 一体、誰が困るのか? そこに根深い障害者差別があることに、どれだけの人が気づいているのか?
接触の時期の「発症した日から」が「発症の2日前から」に、そして「2メートル程度の距離で、感染防止策なしに接触」が「1メートル程度の距離で、感染防止策なしに15分以上接触」に定義が変わったところで現実は何も変わらない。濃厚接触がやむを得ない現場で、完璧な感染防止策があるのなら教えてほしい。「接触機会の8割削減」の言葉も虚しく
響く。
想像力が最も必要な人たちに「それが無い」という事実が次々に露呈していく。どうして、ひとの生活に想いを巡らすことができないのだろうか…?
シェアハウス設立基金のお願い
NPO法人ステップワン
NPO法人ステップワンは、この伊勢の街で障害者もそうでない人も「共に生きる」ことをめざして活動してきました。1990(平成2)年に小規模授産所を開き、学校卒業後の障害者の昼間の居場所作りをしました。その後、街の中での仕事場作りのために新道の店「すてっぷわん」「すてっぷわん川北」を開店しました。また、親亡き後の障害者の住まいとしてグループホーム「ぱれっと(女性棟)」と「くれよん(男性棟)」を設けました。
ステップワンの母体となったボランティア団体の設立から40年、この間、宮川堤でのイベント「みんなの広場」、長谷川きよしさんを初めとするミュージシャンによるチャリティコンサート、お店でのバザーと日常の営業、ステップワンまつり、ぱれっと食堂などで、多くの市民の方々に支えていただいてまいりました。いま、活動を五つの場で展開できるのも皆さまのおかげと心からお礼を申し上げるところです。
さて、障害者の「終の棲家(ついのすみか)」としてグループホームを設立しましたが、障害者の個性や特性、生活の仕方、好みや思い、環境などの問題を考えるとグループホームだけでは解決できない問題も生まれてきました。
そこで新たな住まいのあり方を探るために「シェアハウス」の設立をめざしていくことにしました。シェアハウスというのはリビングや台所などを共有し、
住む人の個室を確保した共同生活のスタイルで、障害者とそうでない人が共に暮らしたりする住まいです。障害者は個室で生活し、支援をする人が時間を決めて生活を共にします。そこではプライベートが保障され、自分のスタイルに合った生活ができることになります。アパートやマンション、または一戸建てを共同生活の場として設けることなどが考えられます。
シェアハウスの設立をめざすために、新たに募金活動を始めたいと思っています。これまでにグループホーム設立のためにご支援ご協力いただいた方々には心からのお礼を申し上げると共に、今後ともよろしくご協力いただきますようお願い申し上げます。
NPO法人ステップワン
伊勢市楠部町1677-5 Tel 0596-23-6677
シェアハウス設立基金のお願い
NPO法人ステップワンは、この伊勢の街で「障害のある人もそうでない人も共に生きていこう」と1981年から活動しています。現在はステップワン作業所、新道の店「すてっぷわん」「すてっぷわん川北」、グループホーム「ぱれっと」「くれよん」を運営しています。
私たちは障害者の「親亡き後」を考えてグループホームを設立し、実際に支援の人たちとの共同生活を始めました。しかし当然のように誰もがグループホームのみを望んでいるわけではなく、新しい形の「終の棲家」はないかと考えるようになりました。
そこで一人暮らしに近い住まいのあり方を模索する中で、シェアハウスの試みに挑戦しようということになりました。これまでの「グループホーム設立基金」にかわり「シェアハウス設立基金」という名称で募金を始めさせていただきたいと思っています。勝手なお願いばかりで恐縮ですが、心からご協力をお願い致します。
NPO法人ステップワン一同
問い合わせ先 ステップワン作業所 0596-23-6677
第12回通常総会も無事終了
NPO法人ステップワンの第12回通常総会が無事に終了しました。
冒頭、松村会長より挨拶があり、去年の4月にはグループホーム「くれよん」をオープン、また秋には新道の第2のお店「すてっぷわん川北」もオープンにこぎつけ、大きな飛躍があったことについての感謝の言葉がありました。今年の6月からは日中一時の新支援事業も始まり、ますます気を引き締めて臨みたいとの決意の表明がありました。
その後、議長に中村君を選出し、各議案についての提案と審議、採決が行われました。すべての議案が全員一致で可決されました。
その他の項で、「今後の展開」について事務局から提案を行いました。先ずは財政状況について、昨年度は何とか収支のバランスが取れたものの、今年度については新しく日中一時支援事業を立ち上げること、女性棟の365日体制のために職員の完全配置をすることなどで大幅な赤字が予想されることについての話し合いが行われました。また、近隣住民からの苦情やご意見に対して真しに取り組んでいくことが共通理解されました。
今年も一年、初心を忘れることなく懸命に取り組みを進めていきたいと考えています。
NPO法人ステップワン総会のご案内
第 12 回 通 常 総 会
NPO法人ステップワンの総会を下記の通り開催いたします。会員の方はご出席のほど
よろしくお願いいたします。
1.日時 2019年6月21日(金)午後7時30分~
2.場所 ステップワン作業所
伊勢市楠部町1677-5
3.議題 (1) 平成30年度事業報告
(2) 平成30年度会計収支決算報告
(3) 令和元年度事業計画(案)
(4) 令和元年度会計予算(案)
(5) 今後の展開について
(6) 理事、役員の選任について
(7) その他
問合せ先:NPO法人ステップワン 電話・FAX 0596-23-6677
担当:宮崎、矢野
発信を!!
障害者の生活と暮らしの問題で、とりわけ住まいの問題で、最後に残されてしまうのは「知的障害の『重度』と呼ばれる人たち」だと考え、「どう共に生きるか」を模索しながらステップワンは進んできました。今から40年近く前、ステップワンの母体となるグループが掲げたスローガンは「地域で障害者と共に生きる」でした。「地域」にこだわりたい想いがそこにはありました。ノーマライゼーションの進んだ欧米諸国では廃止されていくコロニーが、この国では整備を進めている過程にある時代でした。人里離れた場所ではなく街の中に生活と暮らしの場が創れないか、それが私たちの命題でした。地域で共に生きていくためには昼間の居場所と夜間の住まいが必要です。今のステップワンでいうと作業所とグループホームがそれにあたります。
昔に比べると、障害者の昼間の行き場としては、就労支援や生活介護等で量的にある程度は整ってきました。しかし高齢社会の中で「いわゆる親亡き後、障害者はどう暮らしていくのか?」を考えると、住まいの問題の現状は心許ないものであることに変わりありません。日中に支援を受けている障害「重度」と呼ばれる人たちに、これからどういう住まいが保障されていくのでしょう。
昨年は視察や見学、問い合わせや相談が相次ぎました。中には「入居できないか?」とか「どうすればグループホームが作れるのか?」等もありました。超高齢社会が間近といわれる今、障害者の住まいの問題がいよいよ現実味を帯びてきました。やはり「いいとこさがしより、いいとこづくりを」とは話しますが、ことが容易でないことは充分承知しています。しかし動き始めないと何も始まらないのは確かです。
法人の定款に掲げる事業のトップに「啓発」がありながら、これまで充分な取り組みをしてこなかったと反省しています。日常の生活介護・共同生活援助事業等の活動だけに追われ外部への発信や連携が不足していたと痛感しています。もっと出て行こうと想います。
ステップワンの職員は参加した研修会や意見交換の場で色々な問題を感じて帰ってきます。集約すると「ステップワンは他と何が違うのか?」といった問題意識です。ある意見交換の場は参加者に「困っていることはありませんか?」という問いかけから始まったそうです。「何故そんなことから聞くのか?」 二人の職員は大きな違和感を抱いたようです。困っていることを羅列して何になるのか? うがった見方をすると、各々の職場の大変さのアピールなのか、そんな風に感じてしまったようです。こういった感性をステップワンは大切にしていきたいと考えます。施策推進の場にもどんどんと職員に出てもらって、自分が住む地域で「障害者と共に生きる」を考えていきたいと願っています。
追記
相模原障害者施設殺傷事件の後、園の再建を巡って深刻な論議があったそうです。グループホームをはじめとする「地域移行」を求める障害者の声に対して、大規模施設の再出発を訴える保護者は「重度の知的障害者を受け入れてくれるグループホームがないのに、地域に出て行けというのはおかしい」と述べています。理想と現実の狭間で、問われているのは何でしょう?
いせトピア平成30年度
新 春 ま つ り
NPO法人ステップワンの啓発事業の一環として、平成30年度いせトピア新春まつりに出店しました。
1月13日(日)、いせトピアでまなびの広場主催の新春まつりが開催されました。例年、ステップワンも啓発の一環として参加しています。開店の時間には、お待ちいただくお客様が並んでみえて嬉しかったです。ステップワンは「さをり織り体験」と「ビーズブレスレットづくり」をメインに、作品の展示やサービスコーナーも設けました。
お子さんを中心にたくさんのお客様にお越しいただきました。お昼前には、さをり体験に長蛇の列ができ、職員やボランティアは大忙しでした。中にはさをり織りに大きな興味を持っていただいたお母さんと娘さんもみえ、職員の説明を熱心に聴いていただいていました。しおりを皆さんにプレゼントしていたのですが、お家で作ってみたい様子でしたので見本をお渡ししたら大変喜んでいただけました。「また、作業所の方へも遊びに来て下さい」とお誘いしました。お二人とも素敵な笑顔でした。
啓発というと大げさですが、やはり知ってもらうことが一番だと思います。どんなきっかけでもいいから障害の人たちとの接点をつくり、街の中で「ともに生きる」ことの楽しさ、おもしろさ、気持ちのよさを拡げていきたいと願っています。
クリスマスに素敵なプレゼント!!
伊勢市円座町にある日本特殊陶業労働組合伊勢支部の支部長さんから「年末福祉活動の一環として地元施設に物品の寄贈をしているが、今年はステップワンに贈りたい。ついては何がいいだろうか?」と思いがけない嬉しいお電話。さっそく何がいいかを相談して、
今年10月にオープンした新道のお店「すてっぷわん川北」の休憩コーナーのテーブルとチェアにしようということになり、図々しいお願いをしました。
とても丁寧な支部長さんで、その後何回も電話で打ち合わせをして、写真のようなテーブルとチェアになりました。予算的に余裕があるとのことで、利用者さんがほしがっていたCDコンポもつけていただきました。
12月25日(火)、クリスマスの日に日本特殊陶業労働組合伊勢支部の支部長さんと工場長さんまでお越しいただき、贈呈式が行われました。松村理事長に目録が手渡され、記念写真を撮りました。CDコンポには嵐のCDを入れ、気持ちのよい音に酔いしれました。
伊勢支部の皆さん、本当にありがとうございました。
末長く大切に使わせていただきます。
五 つ の 場 と 人
2018(平成30)年10月より、伊勢銀座新道商店街にNPO法人ステップワンとして第2の店舗「すてっぷわん川北(かわきた)」を開くことになりました。このことで計五つの活動の場を持つことになりました。
1990(平成2)年に伊勢市駅裏にアパート二部屋を借り小規模授産所としての活動を始めました。その当時は活動資金獲得のために毎週日曜日になると会員全員で廃品回収をしたり、宮川堤で「みんなの広場」という名のバザーを開いたり、大阪のそよ風プランニングの協力でコンサートを開催していました。その後、現在の楠部町に新しい作業所を開設し、新道には店舗を持ち、グループホームを運営するまでになりました。
いま、活動の場が増え、職員も増え、陣容も大幅に変わりました。しかし、これまでを振り返ってみて、何十年という歴史をきちっと総括できていたのか? と問い直す必要があるように思えます。設立当初のメンバーが日常の活動に直接携わることができず、過去には現場の職員との間で意識のズレを起こし、齟齬を生じたのも事実です。例えば行事の中での仕事とボランティアの区分け、利用者第一の受け止め方、親や家族と職員との関係など、古くて新しい問題に挑戦する必要はいつもあるのだと考えます。たのもしいボランティアが増えつつあるいま、もう一度原点に立ち戻り、ひとつひとつ過去を検証することから未来を夢みていきたいと願っています。
いま、五つの場は、それぞれに個性を生かして活動しています。
1.ステップワン作業所 〒516-0014 三重県伊勢市楠部町1677-5
7人の作業所員(利用者)と9人の職員(支援員)がいます。
2.新道の店すてっぷわん 〒516-0071 三重県伊勢市一之木2丁目1-25
作業所の支店のようなもので10時から15時まで営業しています。
3.新道の店すてっぷわん川北 〒516-0071 三重県伊勢市一之木2丁目4-26
今月オープンしました。営業はすてっぷわんと同じです。
4.グループホーム ぱれっと 〒516-0073 三重県伊勢市吹上2-11-46
女性の利用者3人と、食事・風呂・夜勤の支援員がいます。
5.グループホーム くれよん 〒516-0073 三重県伊勢市吹上2-11-46
男性の利用者3人と、食事・風呂・夜勤の支援員がいます。
第11回通常総会が終了
NPO法人ステップワン第11回通常総会
2018年6月22日(金)午後7時30分~
於:ステップワン作業所
今年も6月22日(金)にNPO法人ステップワンの通常総会が開催されました。はやいもので今回で11回目となりました。冒頭、松村啓子理事長は挨拶の中で、この1年間を振り返り感謝の意を伝えました。はじめは雲をつかむような話だったグループホーム2棟目の建設も紆余曲折はあったものの実現をみることができました。そのことについてのお礼と共に、これからの運営こそが大きな仕事であることを確認しました。
議長に中山典久事務局長を選出し、第1号議案から第6号議案までの審議がなされました。1・2号議案では昨年を振り返り、新たな試みとしてのぱれっと食堂の成功やボランティアの増加、小中学校、高等学校との交流が積極的に行われたことなどが報告されました。そして何よりもグループホーム「くれよん」の完成に至るまでの過程がかけがえのないものであったことが確認されました。
第5号議案の「ステップワンの今後の展開について」では、①会議のあり方、②職員体制、③第2店舗の今後等について論議されました。
①会議については、昨年度は早急に結論を出さねばならない懸案が多く、理事会よりも新たに設置された本部役員会(三役会)に委ねることが多くなりました。今後も会議のあり方についての論議が必要です。
②職員体制については新しくステップワン作業所に矢野和美施設長、グループホームに村木タエ子施設長が誕生しより強力な布陣となりました。これまでステップワンは作業所から新道の店、グループホームへと進んできましたが、常に大きな課題としてあったのが設立の理念と現状とのズレでした。本当の意味での「共に生きるとは何か?」を模索しながらの40年でしたが、今「利用者第一のためには支援の体制(人)は常に変える覚悟がある」が徹底され、ようやく体制として整ってきたように感じます。ステップワン誕生の時代の想いや願いを実現できる人材をこれから育てていきたいと願っています。
③第2店舗については、しんみち商店街の皆さんのご支援・ご協力のありがたさを痛感しています。その期待に応え、活性化につながる仕事ができればと願っています。

N P O 法 人 ス テ ッ プ ワ ン 新 体 制 に
3月は人事の季節です。ステップワンも毎年のように「新体制に…」を謳ってきましたが、今年は例年より格別な年になりそうです。新しくグループホームが開所し、男性棟には新職員が赴任します。過去の経験者もいますが、大半は新たに職に就く人です。お風呂介助、調理と食事介助、夜勤に就く人、皆さん緊張の面持ちで入居者家族全体会に出席し自己紹介をしました。勿論、それまでに体験実習を重ねましたが、やはりいよいよとなると不安と緊張が高まります。
全体会では、新規ページで紹介した新聞記事も皆さんにお渡しし、共通理解を深めました。ただ、なにぶんにも「やってみないとわからない」状況は変わりません。今後の職員の奮闘に期待したいと思います。
作業所の所長をはじめ、何人かが新しい職につきます。皆さんの温かいご支援とご協力を切にお願いする次第です。どうぞよろしくお願いいたします。
想いの通ずる人との出会い
NPO法人ステップワンの設立の経緯や歴史を振り返ることによって、理念とは何なのかを再考しています。そのことともつながりますが、活動の幅が広がることによって様々な出会いがあり、想いの通ずる人が生まれてきます。そのことはとても嬉しいことです。
新グループホーム建築の流れの中で、工事に携わってくれる人たちとも出会います。
毎週行っている工事の定例会議の中で、先日こんなことがありました。本体工事とは別に外構工事の必要が生まれてきたのですが、当初予算の枠組みには入っていませんでした。そこで急遽組み入れましたが、工事の一部はその中にも入っていませんでした。そうしたところ、一人の人が同僚に向かって「二人でやろや」と向けました。以前にもよく似たことがあったようで、ボランティアのような形で「二人でやろや」と言ったみたいでした。
すると設計をしてくださった方が「じゃ、五人でやりましょう」と笑いながら提案しました。勿論、これら一連の流れの話は冗談のようなもので、必要なものは当然追加してでも実施していただきますが、この心意気がとても頼もしく嬉しいことでした。
年明け早々、新グループホーム建築についての取材を受けました。この女性記者さんは「ぱれっと食堂」開設の時からのおつき合いで色々な話の中で想いの通ずる人です。彼女は会報も読んでいてくれて、前号の二人の職員の文章が「とてもいい」と褒めてくれました。あまり外部には知られたくないような中の人間関係にまで触れており、こういったことを会報に載せるのは珍しいと言って微笑んでいました。福祉にも鋭い視点をもってみえて、「施設関係者がやたら『利用者様、利用者様』と持ち上げるのはいかがなものか?」
と苦言を呈していました。全くの同感でした。この人とは何時間話していても、話題は尽きないだろうなと嬉しい想いをしました。みなさん、ありがとう。
NPO法人ステップワンについて
NPO法人ステップワンのこれまでの歴史や経緯について、ヒストリーの欄で取り上げていきます。去年、体制が新しくなり、さらに新グループホームの建設で運営も新しい展開を見せることになります。自分自身もこれまでの歴史を振り返ることにより、自分たちは何をめざし、何を課題として取り組んできたのか考えてみたいと思います。
ご意見やご感想もいただければと願っています。
新グループホームの新築工事開始
(仮称)ステップワンハウス工事の入札結果、工事は株式会社山口工務店にお願いすることになりました。
工事期間は2017年10月5日(木)から2018年3月10日(土)までになります。10月11日(火)には地鎮祭を催し、工事期間中の無事を祈りました。さまざまな難題を抱えたままの出発ですが、ようやく先が見えてきたような気がします。
工事についてのお問い合わせはステップワン作業所までお願いします。
ステップワン作業所 伊勢市楠部町1677-5
電話・Fax 0596-23-6677
担当 上田隆士 宮崎吉博
(仮称)ステップワンハウス 新築工事について
NPO法人ステップワンでは、(仮称)ステップワンハウスの新築工事を行います。木造2階建てで、工期は契約日から平成30年3月9日までです。
以下に、(仮称)ステップワンハウス新築工事の「一般競争入札公告」を掲載します。
一 般 競 争 入 札 公 告
(仮称)ステップワンハウス 新築工事
1. 入札方式
一般競争入札とする。なお、本工事は最低制限価格を設定するため最低制限価格を下回る入札を行った者は失格とする。
2. 入札参加資格条件
対象工事の一般競争入札に参加できる者は、競争参加資格確認申請書の提出日から落札決定日までの間において、次に掲げる条件を全て満たした者とします。
(1) 伊勢市・松阪市・鳥羽市に本社があり、三重県建設工事発注標準に定める建築一式工事の平成29年度格付がA・Bランクの者で、直近の経営事項審査結果書の総合評定値が810点以上であること。
(2) 三重県建設工事等入札参加資格者名簿(平成29年6月1日現在)に登録されている者であること。
(3) 平成19年度以降、200㎡以上の木造、S造またはRC造の福祉施設の元請として施工実績を有する者であること。
(4) 工事期間中、現場代理人を常駐させること。
(5) 主任技術者又は管理技術者については専任とすること。なお、現場代理人については、主任技術者又は管理技術者を兼ねることができる。
(6) 三重県から指名停止処分を受けていないこと。
(7) 契約保証金(契約金額の10/100以上)の納付可能な者であること。又は工事保証のための工事履行保証保険契約を締結可能な者であること。
(8) 手形交換所により取引停止処分を受ける等、経営状態が著しく不健全な者でないこと。
(9) 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく会社更生手続開始若しくは更生手続開始の申立てがなされている場合、又は民事再生法(平成11年法律第225号)に基づく再生手続き開始若しくは再生手続開始の申立てがなされている場合にあっては、三重県における一般競争(指名競争)入札参加資格の再審査にかかる認定を受けていること。
(10) 対象工事の設計業務等の受託者と資金面及び人事面における関係について、次に掲げる要件を満たしていること。
a資金面においては発行済株式総数の50%を超える株式を保有又はその出資の総額の50%を超える出資の総額の50%を超える出資をしていないこと。
b人事面においては建設業者の代表権を有する役員が、受託者の代表権を有する役員を兼ねていないこと。
3. 受付期間
(1) 受付期間 平成29年9月4日(月曜日)~9月8日(金曜日)
(2) 受付時間 午前10:00~午後3:00
(3) 受付場所 三重県伊勢市楠部町1677-5
生活介護事業所 ステップワン作業所 ℡ 0596-23-6677
4. 入札説明書配布期間
(1) 配布期間 平成29年9月14日(木曜日)
(2) 配布時間 午前10:00~午後3:00
(3) 配布場所 当法人より各社へ持参(設計書、図面)入札説明書他配布。
5. 入札執行日
(1) 入札執行日時 平成29年9月29日(金曜日) 午前11:00
(2) 執行場所 伊勢市楠部町2484 伊勢市四郷コミュニティセンター
6. 工事概要
(1) 工事名称 (仮称)ステップワンハウス 新築工事
(2) 工事場所 三重県伊勢市吹上二丁目485-4、485-6
(3) 工事内容 木造 2階建 延床面積160.66㎡
(4) 工期 契約日から平成30年3月9日(金曜日)
7. 受付の際に持参していただくもの
(1) 競争参加資格確認申請書(書式規定なし、県、市様式で可)
(2) 会社案内、経営事項審査結果通知書の写し、施工実績調書(書式指定なし)
(3) 提出書類等については、法人事務局(上田 隆士 ℡0596-23-6677)まで確認して下さい。
8. 入札参加の受理
(1) 提出された書類は返却しません。
(2) 提出書類の作成及び提出に要する費用は提出者負担とする。
(3) 申し込み後、当法人入札審査会にて審査及び競争参加資格を確認し、平成29年9月13日までに通知します。
9. その他 公的補助事業であるため三重県及び伊勢市への工事進捗状況確認や補助金検査への対応が必要となります。
第10回NPO法人ステップワン通常総会
2017年6月23日(金)午後7時30分から、ステップワン作業所においてNPO法人ステップワンの第10回通常総会が開催されました。松村啓子理事長はNPO法人として10年目を迎えたことについて会員、ボランティアへの日ごろの感謝を述べた後、新グループホームの建設等これからの支援・協力のお願いをしました。議長選出の後、第1号議案から第7号議案まで審議され、すべて可決されました。
平成28年度事業・決算報告、平成29年度事業・会計予算(案)の他には「ステップワンの今後の展開について」「NPO法改正に伴う『公告の方法』について」が討議されました。一昨年度からの大幅な人員体制の変動に伴い、職員の意識改革を中心に進められてきた「2016年の改善」については、ステップワン設立当初の理念の確認を中心に行いました。私たちにとって真の「共に生きる」とは何なのかを今後も模索していきたいと考えています。これからのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
NPO法人ステップワンの会報第16号に掲載した文章です。
こ の 一 年
~ 「そよ風のように街に出よう」の終刊と時代の終焉 ~
宮崎 吉博
障害者問題に関わる人たちの間で「西の『そよ風』、東の『福祉労働』」と呼ばれるほど評価の高い「そよ風のように街に出よう」という雑誌が終刊することになり、大きな衝撃とともに落胆を隠せない多くの人たちが全国にみえます。私自身もその一人なのですが、ステップワンの歴史に関わる部分もあるので少しお話しします。
いまNPO法人ステップワンの30数年に及ぶ歴史の資料や写真をまとめようと考えています。昨年には職員が大幅に入れ替わり、「地域Aからの出発」や「亀の子会」と言っても「何のことなの?」という状況になりました。現在も残っている創立メンバーは数名という状態ですから当たり前と言えば当たり前のことですが、少し寂しい気持ちにもなります。
また、この数年の間に当初の理念が会員の間でも希薄になり現状とのギャップが生まれてきましたので、歴史をさかのぼり伝えていく必要を感じていました。いま職員の皆さんには、ちょうど30年前に書いた「はじめの一歩」というレポートを読んでもらっています。そこに「そよ風のように街に出よう」(この後「そよ風」と略)に関連する話が出てきます。
いまを遡ること31年、1986年に伊勢市で「もなちっこ人形」という名前のぬいぐるみが大量に売れ、販売元の運営委員会から「どうしてそんなに売れるのか?」という妙な問い合わせがありました。そこで大阪の委員会に出向いたところ、ステップワンの前身である「障害者の将来を考える会」に興味を持っていただき、「協力するからコンサートをやってみないか?」という話になりました。そして翌1987年「長谷川きよしコンサート」が実現します。
これがステップワンチャリティコンサートの第1回目になります。その企画のきっかけが「そよ風」ということになります。大阪で出会ったのが「そよ風」編集長の河野秀忠さんや障害者運動家でデザイナーでもある牧口一二さんでした。その後、ステップワンのチャリティコンサートは17回にも及びました。(因みに第2回の1988年「小室等コンサート」で、伊勢市観光文化会館の舞台で小室さんが「もなちっこ人形」を手に持って紹介している写真が出てきました。なつかしい思い出です。)
「そよ風」の編集長は河野秀忠さんという人で何度も三重県におみえになり、ステップワン作業所でも講演をしていただいているのでご記憶に残っている方もみえると思います。何か事業を起こせないか相談した時には、「伊勢うどんを全国販売して儲けなはれ」と助言をいただきましたが、未だに実現していません。とにかく事業の立ち上げには良い意味で貪欲な方で、豊能障害者労働センターを始めさまざまな事業所や店舗を運営する傍ら、「あっ、そうかぁ」(りぼん社)などの障害児教育の創作教材等を執筆してみえます。
その河野さんが昨年の6月に自宅の玄関を出たところで転倒し救急車で病院に運ばれ、緊急手術で一命を取り留めたものの現在もリハビリ中とのことです(一日も早いご回復をお祈りしています)。
河野さんの転倒事故、「そよ風のように街に出よう」の終刊と重く辛いニュースが続く中、相模原障害者殺傷事件が起こりました。何が残念と言って、この大事な時期に「そよ風」が終刊を迎えたことが残念で悔しくてなりません。
東の「福祉労働」は153号で早速「相模原・障害者施設殺傷事件」の特集を組み、「そよ風」も90号でマスメディアへの「応え」という形で特集しています。
30年前と比較すると障害者が街に出る機会は圧倒的に増え、障害者へのさまざまな施設整備やサービス等が行われるようになり、障害者の暮らしは大きく変わりました。しかし障害者差別解消法が施行された年に「障害者の生を真っ向から否定する」事件が起こりました。一体、この30数年は何だったのか? と考え込んでしまいます。
車いすの障害者は駅で階段の昇降をせずともエレベーターで移動できるようになりました。しかし駅の階段で、車いすを駅員さんや一般の人の手を借りて移動した時の方が関係は密だったような気がしてしまいます。「馬鹿なことを!」と言われそうですが、配慮やサービスで見えなくなっていきそうな人と人との関係の行く末が気がかりでなりません。何か一つの時代が終焉を迎えたようで不気味でなりません。
そんな時、子供問題研究会の機関紙「ゆきわたり」で痛快な文章を見つけました。代表・篠原睦治さんの和光大学での教え子である村上健一さんの「正月、電動車いすで、厄払いに行ったとき」という文章です。ひと騒動を予感しながらも大厄が気になって電動車いすで地元の神社に出向いた村上さん。案の定、神職さんや巫女さんを巻き込んでの厄払いになるのですが、この間の人の動きが好い意味で実に愉快でおもしろいのです。
ところが、この体験談をFacebookにアップしたところ、ある人から「両者建設的な対話がなされて、しっかり合理的配慮をしてもらえましたね、いいお話です」のコメントが来てがっくり。村上さんは「久し振りに街中で、ごちゃごちゃとせめぎ合ったぞと思って、まだまだ世の中捨てたもんじゃない、あったかいよ」とアピールしたかったのに予想外のコメントにショック。私が思うに、このズレは致命的な感じです。合理的配慮なんぞよりはごちゃごちゃとしたせめぎ合いを求める村上さんは、「『合理的排除』、あっ、いや『合理的配慮』でしたね。私は好かんです、この名称。どんなものでしょうか。」と締めくくっています。(この文章は是非とも皆さんにも読んでいただきたいので、村上さんの了解を得られればステップワンのホームページに掲載したいと思っています。)
私たちは合理的配慮に名を借りて、またしても「共に生きる」から外れていくのではないでしょうか。健常者中心の合理的配慮の研修会やマニュアルの作成、法と引き替えに何かを失ってしまうような気がしてなりません。
この1年、近しい人が病に倒れたり亡くなられたり、色々なことが身辺だけでもありました。「齢を重ねるとはこういうことか・・・」と、今更ながら感じています。それ以上に何か時代が大きく変わり、一つの時代が終焉を迎えているような気がしてなりません。
いま発信しておかなければならないこと、それだけを考えていきたいと思っています。
みんなで楽しい食卓を!!
「ぱれっと食堂」へのお誘い
NPO法人ステップワン
「ぱれっと」はNPO法人ステップワンが運営する障害者のグループホームです。
グループホームというのは、障害者が家族から離れて自分の生活を創りだしていくために生まれたものです。多くは地域の中で小規模な集団住宅をつくり、食事をはじめとする支援を受けながら生活していくものです。昼間は障害者の作業所に通うことが多くなっています。運営主体さえしっかりとしていれば、障害者の親が亡くなった後も安心して委せることができるといった面も持っています。
一般的には、多くの人は社会人となると経済的にも自立して、独立した生活を営んだり自分の家族を持ったりします。しかし現在の社会では障害者がすべてにわたって自立して生活を営むことは困難な状況です。そのために障害者が生涯を過ごせる場が必要となってきます。勿論、一生を家族とだけで暮らすことは理想ですが、そうはいかない家庭も多くあります。大規模な障害者の施設もありますが生まれ育った環境をできるだけ維持したいと考えると、やはり地域の中に小規模なグループホームをつくり、家族や友人、近隣住民と過ごしていけることが望ましいのではないでしょうか。
グループホーム「ステップワンハウス ぱれっと」が誕生して4年になります。色々な問題を抱えながら、地域の皆さんとのつながりも少しずつ増えてきました。8月に夏祭りを開催したところ、多くの人たちに参加をしていただき、見学の希望もたくさんありました。そこで、この機会に更につながりを深めていくために「ぱれっと食堂」を企画しました。地域の皆さんは勿論のこと、多くの人たちと「みんなで楽しい食卓を!!」をキャッチフレーズに取り組みを進めていきたいと考えています。
もう一つ、進めていきたいことがあります。いま全国で「こども食堂」が開かれてきています。「ぱれっと食堂」はそういった役割も担っていきたいと考えています。子どもだけの食事、ひとりぐらしのお年寄の食事、ひとの手助けがいる食事、そういった食事を日常とされている方々と共に「楽しい食卓」が囲めればそれはとても嬉しいことです。
この「ぱれっと食堂」をできれば毎月開催していきたいと願っています。これからも色々な形でのご支援ご協力をお願いいたします。
NPO法人ステップワン
ステップワン作業所 伊勢市楠部町1677-5 ℡ 0596-23-6677
グループホームぱれっと 伊勢市吹上2-11-46 ℡ 0596-29-3330
これからのステップワン
2008年にステップワンはNPO法人となりました。1990年のアパートを借りての作業所開設に始まり、1993年には楠部町に作業所を新設、2004年の新道のお店「ステップワン」開店、2013年グループホーム「ぱれっと」開設と進んできました。
どちらかというと理念先行型ともいえるステップワンが具体的な施設の運営まで可能になったのは会員はもとより、長年にわたり支えて下さったボランティアや市民の皆さん、行政や各組織の皆さんのおかげだと感謝しています。いま、ステップワンは大きな局面を迎えています。長年の願望だったグループホームを開設して3年が経過しましたが、未だ一棟しか完成していません。そのため、男性と女性が年度で交互に入居する形を取っています。当然このままでは充分ではありませんので、最低限もう一棟必要になってきます。しかし会員やボランティアの高齢化もあって、運営のための人材が不足しています。
「必要度の高い人から入ってもらう」という理念のもと、グループホームもいわゆる「障害の重い」人から入居する形になりました。作業所にしろグループホームにしろ、すべての障害者が対象となるためには、この理念は大切なことだと考えます。ただ「すべて」ということになると、生活や支援のあり方が問われることになります。例えば、ごく一部の支援で生活が可能な障害者も「重い」とされる障害者も同時に住めるような住居スタイルが考えられないかということです。いま、シェアハウスとかサテライトいう形の住居方式が脚光を浴び、障害者の生活スタイルの模索が大きな課題となっています。
2015年、ステップワン作業所のスタッフは大幅に新しくなりました。もう一度、原点に立ち戻り試行を重ねていくつもりでいます。今後ともご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
正 会 員 入会金 1,000円年 会費 3,000円
(この法人の目的に賛同して入会する個人又は団体)
賛助会員 年会費 一口 3,000円
(この法人の事業を賛助するために入会する個人や団体)
